障害者支援の仕事でキャリアアップを目指す方法とは?

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キャリアアップとは、特定の分野について今よりもさらに専門的な知識を身に付け、能力を向上させて、経歴を高めるということです

障害者支援の仕事でキャリアアップを目指すことは、自分自身の成長や社会貢献につながるだけでなく、報酬や待遇面での改善にもつながる重要な選択肢です。

本記事では、障がい者支援の仕事においてキャリアアップを目指す方法について解説していきます。

キャリアアップに悩んでいる方、先行きに不安を感じている方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の信頼性
  • 介護業界20年、現役の居宅介護事業所管理者 兼 相談支援専門員が執筆。
  • 持っている資格:ホームヘルパー2級、介護福祉士、ケアマネジャー、相談支援専門員
  • 介護業界で面接を担当した人数は150名以上
  • 介護業界で転職を3回経験
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キャリアアップの方向性

では、障害福祉業界でのキャリアアップの方向性はどのように決めていけばいいのでしょうか?

答えは簡単です。

あなたは障害を持つ方々の何を支援していきたいのか?

これを考えてみてください。

例えば、障害に対して身体的なアプローチで支援したいのであればセラピスト(療法士)生活全般の支援をしたいのであれば相談支援専門員などへ進む道があります。

もちろん、現場で直接的な支援をしたい、モノづくりで役に立ちたいなど、支援の形はいろいろあります。

キャリアアップとは、自身の将来像を描き、その道でキャリアを積んでステップアップすることです。

資格は必要?

その過程で、資格が必要であれば取得するために勉強しなければならないこともあります。

講習を受講する必要に迫られることもあるでしょう。

しかし障害者支援の仕事は、「どんな資格を持っているか」より「勉強したことをしっかりと活かせるか」が大切です。

勉強したことを活かすことができて初めて、キャリアアップと言えます。

自分はこのような勉強をしてきて資格を取り、その勉強を活かしてこのような支援ができます。

と、自信を持って示すことができるよう、また後進に指導できるようにしていきましょう。

ホームヘルパーのキャリアアップルート

ホームヘルパーのキャリアアップのルートは、主に以下の2つのルートがあります。

詳細は上記のリンクから確認できますので、ぜひご覧ください。

上記はあくまでもホームヘルパーを基礎としたキャリアアップです。

独立や他職種への転向といった選択をする方は、リンク先の限りではありませんのでご了承ください。

しかし、どのようなキャリアを積んでも「これだけは共通して言える」ことがあります。

キャリアアップの意義

キャリアアップを目指すことは、自己啓発や仕事のレベルアップにつながります。

より高度な専門知識やスキルの習得により、より質の高い支援を提供できるようになるだけでなく待遇や報酬の改善、自己実現や満足感の得られる可能性があります。

簡単に、障害者支援の仕事でキャリアアップを目指す意義を以下のようにまとめました。

キャリアアップの意義
  • より高度な専門知識・スキルの習得により、より良質な支援ができるようになる。
  • 上級職に就くことで、より多くの人々に影響を与えることができる。
  • キャリアアップにより、報酬や待遇が改善され、生活レベルが向上する可能性がある。
  • キャリアアップにより、自己実現や自己満足感が得られることで、仕事に対するモチベーションが向上する。
  • 障がい者支援の分野で、新たなビジネスチャンスを開拓することができる。

筆者自身、無資格の施設職員から始まりホームヘルパーをやりながら様々な資格を取得し、上記のような意義を感じてきました。

新たなビジネスチャンスまでは行きついていませんが、何らかのきっかけがあれば目指すかもしれません。

どのようなキャリアプランを描いても、根っこにある「利用者のQOL向上のために良質な支援を提供したい」という思いは変わりませんし、自身のモチベーションや満足感も得たいと思っています。


障がい者支援の仕事は、社会的な責任が大きくやりがいのある仕事です。

その一方で、仕事の厳しさや負担も多いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、キャリアアップを目指すことで、仕事のレベルアップや待遇改善、自己実現など様々なメリットが得られることが分かりました。

本記事で紹介したキャリアアップの方向性を参考に、自己啓発に励んでいただき、より良い支援を提供できるようになっていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

高齢者デイサービス、高齢者訪問介護を経て障害福祉業界に20年携わっています。
現在は、居宅介護の管理者 兼 相談支援専門員として活躍しています。
資格は介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)、相談支援専門員を所有しています。
介護業界に身を置いている経験から、現役介護職に向けて情報を発信しています。

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